Latheソリッドチェインの機能強化

チェインに対する回転プロファイルの使用

以前はLatheソリッドチェインでは、チェインにスライスプロファイルを使用していました。これは、パーツのプロファイルがシリンダ形状でない場合、問題でした。Mastercam 2021では、Latheチェインは回転プロファイルを使用するようになり、選択した軸でジオメトリを仮想的に回転し、実際のプロファリウの近似を生成するプロファイルジオメトリを作成します。この結果、一時的なジオメトリを追加することなく、より正確なプロファイル結果となります。

回転プロファイルを使用する場合、上方と下方のプロファイルの両方が最初に表示されます。上方あるいは下方のプロファイルをチェインすると、チェインされていないプロファイルはグラフィック画面に表示されなくなります。

チェインの開始と終了点を動的に調整

Latheソリッドチェインには、標準のソリッドチェインで利用できる、「ダイナミック」オプションが追加されました。ダイナミックを利用して、選択したチェインの開始、あるいは終了をエッジに沿った任意の位置に移動します。