よりパワフルで柔軟な3D接続
(ダイナミック最適荒取り、水平、エリア荒取りを除く)3D High Speedツールパスの「接続パラメタ」ページは再設計され、新しい機能が追加、また既存の機能も改善されました。
推移動作にリードを追加
新しい「 リードを適用 」オプションで推移動作にリードを追加できます。例えば、パスに垂直の進入あるいは退出を追加し、それからスムーズ推移を使用して元のパスを接続することができます。これらのリードは開いたパスあるいは開/閉パスの両方に適用できます。
リード適用OFF | リード適用開パスON |
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長いあるいは急な推移動作の回避
新しい「最大引き上げ」オプションは長いあるいは急な推移動作の回避に役立ちます。推移動作計算後、「最大引き上げ」は推移動作のZ方向の高さ合計を解析し、「最大引き上げ」距離と比較します。推移動作が「最大引き上げ」距離を超えた場合、推移動作は単純な退避に置き換わります。
最大引き上げOFF | 最大引き上げON |
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パスをトリムして推移動作をフィット
新しい「推移をフィット」オプションは推移動作を安全にフィットするためにパスをトリムします。以前のMastercam for SOLIDWORKSリリースでは、推移動作ではなく、退避やリード接続動作を安全に追加するために元のパスがトリムされていただけでした。
推移動作をフィットOFF | 推移動作をフィットON |
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接続パラメタページへの追加の変更
「推移」ページが削除され、関連するオプションは「接続パラメタ」ページの「推移」グループに移動しました。これらのオプションを使用して工具が新しいZレベルに推移する際の進入動作を設定します。
「工具退避なし」オプションは「切削パラメタ」ページから「接続パラメタ」ページに移動しました。このオプションはパス間での工具の退避を回避します。
「カールアップ」と「カールダウン」オプションは「退避」グループの単一の「円弧フィット半径」にまとめられました。「円弧フィット半径」はすべての退避タイプで利用でき、すべての退避動作で検出された鋭角動作を丸めます。