メッシュボディの作成

Mastercam 2022では、ソリッドあるいはサーフェスをstereolithography (STL)ファイルに保存し、メッシュを作成するためにパーツファイルに併合する必要はありません。すべてのプリミティブ機能でメッシュボディを作成できます。

The "Mesh" tab.

メッシュ」要素タイプを機能パネルで選択してメッシュを作成します。「図形要素からメッシュ作成」機能では複数のサーフェス、ソリッドボディ、メッシュ要素、あるいはファセットから単一のメッシュを作成できます。

The "Primitive Block" function panel, with the "Mesh" option highlighted.

以下の機能はメッシュ要素を操作できます。

  • (「ホーム」タブ)「ダイナミック解析」: メッシュをそのファセットに渡って動的に解析します。
  • (「ワイヤフレーム」タブ)「平面スライス曲線」、「曲線に沿ったスライス曲線」、「交差曲線」また、そのほかの処理にで使用するためにメッシュ上にワイヤフレームを作成するため、サーフェス、ソリッド、ワイヤフレームに加えてメッシュもサポートします。例えば、スキャンした吸気ポートのデータから断面を作成し、ロフトサーフェスあるいはソリッドを作成できます。
  • (「ワイヤフレーム」タブ)「ダイナミック点」: メッシュ上に動的に点を作成します。
  • (「ワイヤフレーム」タブ)「点への法線」、「グリッドへの法線」、「チェインに沿った法線」: 多軸ツールパスで工具軸を制御するための法線をメッシュ上に作成します。
  • (「モデル編集」タブ)「アセンブリ展開」: 複数のメッシュを特定の平面にまとめます。
  • (「サーフェス」タブ)「法線変更」: メッシュの法線方向を反転します。
  • (「変形移動」タブ)「投影」: サーフェス、ソリッドに加えてメッシュもサポートします。
  • (「変形移動」タブと「ツールパス」状況依存タブ)「ジオメトリネスティング/ツールパスネスティング」: 加工サーフェス上、あるいは付加製造用にメッシュをネストしてパーツをフィットします。
  • (「ワイヤフレーム」タブ)「交差位置で修正」: メッシュとの交差位置でワイヤフレームを分割、あるいは点を作成します。