アドバンスドリルの機能強化

以下はアドバンスツールパスへの強化一覧です。

ソリッド穴からドリルセグメントを反映

アドバンスドリル」ツールパスの加工ジオメトリにソリッド穴オペレーションを選択すると、「切削パラメタ」ページ内のグリッドの右クリックメニューを使用してソリッド穴オペレーションからセグメントインポートしたり置き換えることができます。この新しいオプションはソリッド穴オペレーションからセグメントをインポートし、退避を除く任意のセグメントと置き換えます。

"Import and replace from solid hole" highlighted in the right-click menu.

ワーク最上面位置へ早送り動作を使用

切削パラメタ」ページの「タイプ」ドロップダウンから「ワーク最上面」を選択すると、毎ペックごとに「ワーク最上面」位置へ工具が早送り移動します。このオプションは、切りくずを取り除くために、セグメントの上部ではなく、パーツのトップへ移動する必要がある場合に使用します。

The "Type" drop-down highlighted on the "Cut Parameters" page.

初期ツールパス位置へ早送り下降

新しいオプション、「早送り下降」が「切削パラメタ」上で利用できるようになりました。選択すると、ツールパス、さらにドリル加工する前に、最初の位置へ早送り下降します。例えば、穴を0mmから-20mmまで5mmペックでペック加工する場合、最初のドリルは-5へ移動し、0へ早送り、-5へ早送りで戻り、-10へドリル加工します。この新しいオプションでサイクルタイムが削減されます。

The "Rapid down" parameter highlighted on the "Cut Parameters" page.

ドリルセグメントの切り取り、コピー、貼り付け

切削パラメタ」ページのドリルセグメントを右クリックメニューを使用して切り取り、コピー、貼り付けできるようになりました。これらの変更で既存のセグメントを新しいセグメントのベースとして使用できるので、データ入力時間を削減できます。

The "Cut" option highlighted in the right-click menu.