振れ止め要素の作成
Mastercamのモジュラーコンポーネント構造はさまざまな振れ止めタイプを効率的に作成できます。以下のものです:
- アームとピストン振れ止め
- リングベースの振れ止め
アームとピストンは個別のサブコンポーネントとして定義されます。つまりアームとピストン動作を個別に表し、正確にシミュレーションできます。
- タレットに取り付けられた振れ止めはすべてのMastercamユーザーが作成できます。これらは構成要素ライブラリ内にあり、ジョブ設定で個別のパーツを選択して別のマシンで再利用できます。
- 独立した振れ止めはマシン定義で定義します。 これらは権限のあるマシン開発者だけが作成できます。これらの振れ止めはタレットに取り付けられていませんが、マシンに直接取り付けられています。
「ジオメトリ」タブを使用してサブコンポーネントとソリッドモデルをツリーに組み込みます。必要に応じてサブコンポーネントを作成、編集、削除します。また、プログラムされた点と干渉境界を定義することができます。
「位置」タブを使用してタレットに取り付けれた振れ止めのタレットの接続方法を記載します。振れ止めはツールロケーターと同じ取り付け位置を使用します。振れ止めが取り付けられる位置でインデックス位置を選択し、それからMastercamに追加のインデックス位置を無効にする必要があるか指示します。
独立した振れ止めは「位置」タブを使用して振れ止めのコマンドが出力されるデータストリームを指示したり、ジョブ設定で振れ止めを削除したり、取り付けを解除できるかを指示します。