ジョブ設定で振れ止めを選択
ジョブ設定の新しい「ワークサポート」ページで、パーツに対して振れ止めを選択できます。以前のMastercamバージョンからの「マシン設定」ページが「ワークホールディング」と「ワークサポート」ページに分けられました。
「ワークホールディング」ページはチャック、ジョー、コレットの選択と設定に使用されます。Mastercamは、マシンに振れ止めがある場合、あるいは振れ止めを追加できるタレットがある場合のみ新しい「ワークサポート」ページを表示します。例えば、マシンにB軸ヘッドしかない場合、「ワークサポート」ページは表示されません。
「ワークサポート」ページでは、構成要素ライブラリからタレットに取り付けられた振れ止めを選択するか、マシン定義(定義されていれば)から独立した振れ止めを選択できます。独立した振れ止めは「振れ止めグループ」で一覧表示されます。タレットに取り付けられた振れ止めは「タレット」グループで利用できます。
「振れ止め(空)」を右クリックし、「新しい振れ止めを選択」を選択して現在の構成要素ライブラリから振れ止めを選択します。また異なる構成要素ライブラリを開くこともできます。振れ止めを選択すると、それを右クリックして必要に応じてそのプロパティを編集できます。
独立した振れ止めを選択すると、追加のジョブ設定オプションが有効になります:
- 構成要素定義からの干渉検出境界の使用選択できます。
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また独立した振れ止めが「削除可能」として定義されていれば、削除を選択することもできます。このオプションの選択を解除するということは、振れ止めはプログラム作成不可で、シミュレーションや他の構成要素のインターフェースに表示されないということです。