よりパワフルで柔軟な3D荒取り接続

Mastercam 2022 は、3D High Speedツールパスの仕上げのための新しい [接続パラメタ] ページ 導入し、新機能と改良機能を追加しました。Mastercam 2023 は、この取り組みをダイナミック最適荒取り、エリア荒取り、平面切削ツールパスにまで拡大しました。

The "Linking Parameters" page.

パス間での工具の退避の回避

Z深さ間の移動で、新しいオプション [Z深さ間 工具退避なし] を使ってコントロールできるようになりました。以前のリリースでは、開いたパスでZ深さからZ深さへ移動するために、 Mastercam は常に退避していました。オプションの送り速度制御により、Z深さ間のスムーズな接続動作が可能になりました。また、これらの動作に対して別途 送り速度 を指定することも可能です。また、[ 工具退避なし] オプションは 、 [切削パラメタ] ページから移動しました。

The "Linking Parameters" page.

工具退避なしoff 工具退避なしon
[工具退避]の選択を解除した例。 [工具退避]を選択した場合の例。

パスをトリムして推移動作をフィット

ダイナミック 最適荒取り、エリア荒取り、平面切削では、[推移をフィット] オプションを使用して推移動作が安全にフィットするようにパスをトリミングする機能が追加されました。このオプションは、以前は3D High Speed仕上げツールパスでのみ利用可能でした。

The "Fit transitions" option.

推移動作をフィットoff 推移動作をフィットon
[推移動作をフィット] offしたツールパス [推移動作をフィット] onしたツールパス