Lathe GTC 工具データのインポート

MastercamはGTC(Generic Tool Catalog)パッケージから Lathe 工具データをインポートできるようになりました。以前は、この機能ははMill加工工具に限定されていました。これにより、3D Lathe工具の作成にかかる時間が大幅に短縮されます。Mill加工工具と同様に、Mastercamではインポートするアセンブリまたは個々の構成要素を選択できます。その後、データを検証し、工具またはアセンブリをMastercam工具ライブラリ(*.toldb)またはアクティブなマシングループに直接インポートします。

GTCパッケージをインポートするには、 [ 工具マネージャ ] で右クリックし、 [ 工具のインポート/エクスポート ] を選択し、 Generic Tool Catalog (GTC)を選択するまで続けます。

ツールインポーターへのアクセス

[ 開く ] をクリックして、インポートするGTCパッケージを選択します。各工具アセンブリについて、Mastercamはその下に個々の構成要素をリストアップします。また、個々の構成要素を選択してインポートすることもできます。これらはアセンブリの後(赤い破線の下)に再度リストアップされ、チェックボックスが付いているので選択できます。例えば、刃先チップだけを選択して、刃先チップ ライブラリに直接追加することもできます。 [ 確認 ] をクリックすると、Mastercamがデータとモデルを検査します。

ツールインポーター

[ フィルタ ]ボタンをクリックすると、構成要素の並べ替えやフィルタリングができます。

構成要素データのフィルタリング

構成要素のアイコンにマウスカーソルを合わせると、詳細が表示されます。

ツールインポーターの詳細構成要素表示

工具データに満足したら、構成要素をアクティブなマシングループに保存するか(パーツへ保存)、または *.tooldb ファイル(ライブライリへ保存)を選択できます。

ツールインポーターの保存ボタン