グラフィック表示機能

従来の画面上のインジケータ（指標）に加え、平面の向きを視覚的の示す「Gビューキューブ」を導入しました。
Gビューキューブはパーツの画面表示をコントロールするための多くのオプションを提供します。

ソリッド穴コマンドの強化

ソリッドの穴モデリング機能が強化しました。
・穴エッジ処理の追加
・貫通穴の方向反転

・単一穴のフィーチャ 展開機能

穴加工オペレーションに必要な作図作業の柔軟性が向上し、作業時間を節約します。

ワイヤフレーム機能の強化

・トリムの統合
・チェイン選択の強化
・スプライン末端の正接編集
・製図パネルの強化　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

プロセスホール

穴加工用の新機能として、「プロセスホールツールパス」を追加しました。

ソリッドの穴フィーチャーに自動で加工を適用し、ソリッドモデル内のサイズとスタイルに適した穴ツールパスを迅速かつ効率的に作成します。

ダイナミックモーションの強化点

ダイナミックモーションに「かみ合わせ最大化」パラメタを追加

工具寿命の延長・発熱の最適化・切りくず排出の最適化などさまざまなメリットがあります。

HSTの強化（追加パラメタ）

平坦領域の追加加工や切込みリードの設定追加、等高線加工における緩斜面部への部分切削など加工のバリエーションが増加。

多軸ツールパスの改善点

・多軸バリ取り強化

対応工具の種類が増えました。また刃先先端中心での切削が回避でき工具のデットポイント回避を行います。

・選択ジオメトリの色分け表示

選択要素別に色表示を行い、選択図形の確認が簡単に行えます。

Mastercamシミュレーション

作業インターフェースの統一により設定が簡単に使いやすくなりました。

検証時間の短縮・視認性が向上します。

Lathe機能強化

B軸ターニングに3つ改良を加えました。

・工具角度ベクトルの編集可能、

・刃先チップ領域を手動で編集

・旋削するワークをグラフィカルに調整

工具寿命や仕上げ面の最適化をさらに進めるとともに、ワークフローの効率化も実現しました。

その他の改善機能

接続パラメタの視認性UP<

ワーク設定の強化

正面切削の進入強化

3D HSTブレンドにスパイラル加工の強化